こんにちは。クリエイティブ事業部のR.H.です。
現在はフロントエンドエンジニアの仕事をメインでやりつつ、デザイナーの仕事もさせていただいています。
制作の仕事というと、パソコンに向かって黙々と制作物を作り続けるイメージを持たれる方も多いと思います。
「制作会社での制作の仕事ってどれぐらい人と話す必要があるんだろう・・・」
「あまり人と話すのが得意ではないけど、やっていけるのか」
上記のように考えている方も多いのではないかと思います。
そんな疑問をこの記事が少しでも解決出来ればと思います。
デザイナーやコーダーは黙々とパソコンにだけ向かっていればいい?
答えは「NO」です。
もちろん、1日の大半を制作業務に充てていますが、制作会社で何かを作り完成させる場合、必ず「チーム」で仕事をすることになります。
チームで仕事していくのであれば、全員が足並みを揃えて目的の達成(=納品)に向かっていかなければなりません。
そして足並みを揃えるためには、まずメンバーの意思疎通が取れていないと上手くプロジェクトが進んでいきませんよね。
AIコミュニケーションのクリエイティブ事業部が案件に携わるときには、主にディレクターと多くのやり取りをすることになります。
お客様の要望の確認、仕様の確認など、ディレクターとやり取りをしてスケジュールの調整をし、納期までに無事に納品させるには、密なコミュニケーションが不可欠になってきます。
「コミュ力」っておしゃべりが上手くないと高くないの?
これも答えは「NO」です。
一般に「コミュ力」が高い人と言うと、人と話すのが好きで、おしゃべりが上手くて面白い人だったりを想像すると思いますが、仕事で必要なコミュ力というのは少し違います。
必要なのは、相手の立場になって考えられることだったり、報連相(報告・連絡・相談)がしっかりできる人という部分です。
制作とディレクターでも担当する分野は全く違います。そのため、別の部署・職種の方とやり取りをしたり、何かを伝えたいとなったとき、専門的な表現では伝えたいことが伝わりきらなかったりします。
相手のことを考えて伝わりやすい表現で話す・チャットを送るといった配慮ができたりすると、仕事上でのコミュ力ポイントは爆増です。
そういった少しの配慮と伝え方の工夫で、少ない会話のラリーで伝えたいことが相手に伝わり、他の業務に充てられる時間も増える。いいことしかありません。
お互いのフィールドでプロフェッショナルな仕事をしていることにリスペクトを持って、相手のことを思いやって接することができる人が、真のコミュニケーションマスターと言えるのではないでしょうか。
対面でのおしゃべりが決して上手だったり好きではなくても、相手の立場を考えて発言し、チーム全体に目を配って報連相ができる。それがチームで働く上で最も求められている「コミュ力」なのです。
スキルも大事、でもそれと同じくらい大事なこと
入社1年目であったり、未経験で入社するとなると業務内容について分からないことばかりであることは当たり前です。
自分も、異業種からの転職、実務未経験でAIコミュニケーションに入社しました。
とにかく分からないことだらけで、毎日不安だったことを覚えています。(今も難易度の高い案件を担当する時は不安だらけですが・・・)
制作のスキルは実務をこなしていくことでしか身につきませんが、上記で紹介した相手の立場を考えて発言することだったり、報連相をこまめにすることは、意識付けすればスキルが身についていない段階でも始められる会社への貢献です。
高いスキルでクオリティの高い制作物を作ることももちろん大事ですが、それと同じくらい大事なことがチームで仕事していることを自覚することなのです。
まとめ
クリエイティブの仕事というのは地道な作業が多く、お客様のニーズに答えるものを作るためには、細かなやりとりが必要になってきます。
いいものを作るためには、いいチームで仕事することが絶対条件です。
自分も入社して1年と少し、スキルもまだまだで勉強の毎日ですが、チームの一員として仕事をするならば、いい雰囲気を作っていかなければいけないと感じています。
苦労して納品まで漕ぎつけた時の達成感はひとしおですが、それに至るまでの過程で自分がどのように立ち回っていくか、それも楽しめるようになると仕事が1回りも2回りも面白くなるような気がしています。