こんにちは!Webコンサルティング事業部ディレクターのK.T.です。
ディレクターの仕事は「毎日同じことの繰り返し」ではありません。
この記事では、Webディレクターの業務への私の向き合い方をご紹介します。
業界を知り、クライアントの本質に迫る
当社のクライアントは、医療、スポーツ、食品、IT、サービスなど多岐にわたります。
求められるホームページも、提案する解決策も一つとして同じものはありません。
プロジェクトが始まると、まず取り組むのはその業界の理解です。
業界の理解とは?
- 製造業のプロジェクトなら…技術の強みを知る
- 医療業界なら…ガイドラインと専門分野カテゴライズを理解する
- サービス業界なら…安全性やブランドストーリーに目を向ける
業界理解は、クライアントの“個性”を引き出し活かすために欠かせません。
業界の特徴を押さえて初めて、企業の課題や価値も正しく理解でき、最適なサイト提案につながります。
全体を知ったうえで、本質を知る
業界とクライアントの個性を理解するだけでなく、マーケティングの視点を持って取り組むことも大切にしています。
- アクセス解析やユーザー行動データを踏まえた導線設計
- コンテンツ内容の精査
- 広告やSNSとの連携

「どうすれば成果につながるか」を考え抜き、具体的な提案に落とし込む。
幅広い業界に関わり、マーケティングまで含めて課題解決に取り組めるのは、Webディレクターならではの魅力です。
クライアントと“人対人”で向き合う
一方的に理解するだけでは、相違やすれ違いが生まれます。そのため、メールだけでなく電話や打ち合わせで、クライアントと直接対話することも大切にしています。
そうしたひとつひとつの理解をプロジェクトに反映させることで、より的確で実効性のある提案へと繋げることができます。
企業と企業の取引ではなく、人と人との信頼関係に基づいた連携を意識しています。
固定概念を外し、期待を超える提案へ
求められるままにWebサイトを作るだけでは、課題は解決できません。
私のモットーは“単なるリニューアルにとどめないこと”です。
例えば、クライアントから「この部分をこのイメージに変えてほしい」という依頼があっても、
「このイメージでは伝えたい内容が埋もれないか」
「レイアウトを整理して重要メッセージを際立たせられないか」
といった視点で提案します。
こうした一歩踏み込んだ提案が、価値のあるサイト制作につながると考えています。
試行錯誤の日々が、やりがいにつながる
もちろん、プロジェクトを進める中では上手くいかないこともあります。
理想と現実
- デザインと機能のバランスに悩む
- 納期に追われながら最適解を探す
- 複数の意見がまとまらない→調整し、方向性をまとめる
理想の仕様を形にしていく中で「なんで上手く出来ないんだ!?」と壁にぶつかり、エンジニアとともに悩み込むこともあります。
同じサイトと構築はひとつとしてないからこそ起きることですが、試行錯誤を繰り返す中でチームと一緒に答えを見つけ、無事にサイトが公開された瞬間は格別です。
Webディレクターとしてのやりがい
私は褒められると伸びるタイプです。
すべてが順調に進むわけではありませんが、チームメンバーやクライアントから
「ディレクターがTさんで良かった」
「AIコミュニケーションにお願いして本当に良かった」
といった声をいただくことがあります。
その瞬間、私だけでなくチーム全体の努力が形になり、相手に喜んでもらえたことを実感します。
こうした声こそ、クライアントと制作チームの橋渡しを担うディレクターの大きなやりがいだと、日々感じています。
まとめ
Webディレクターの仕事は、日々異なる業界や課題に向き合いながら、クライアントの期待を超える提案を形にしていく仕事です。
時には試行錯誤を繰り返し、思うように進まないこともありますが、その分大きな達成感もあります。
多様な業界に携われるからこそ学びが多く、人と人との信頼を築きながら、チームで一歩先の成果を追求できる、それがWEBディレクターという仕事の魅力です。
私自身もまだまだ学びの毎日ですが、様々な業界に精通したWebディレクターを目指していきます!