初めまして!システム開発部責任者のR.I.です。
自社サイトに掲載するブログを書くのは実に3年以上ぶりということで、時の流れの早さに戦々恐々としている次第です。
求人に役に立つ内容を書けとの指示がありましたので、内容としては最終的に求人に誘導する内容が求められるでしょう。
無事、求人へとつなげることができるのか、読者の皆さんにはお手柔らかに見守っていただきたいと思っております。
ということで案を絞り出し、机の上にある本が目に入ったので……今回は人生で私が読んで「糧になった」本を紹介できればと思います。
単に勉強になる本や楽しい本は数あれど、自分に合った、まさに心の栄養となるような本に出合えると、仕事にも人生にも身が入るというものです。
あくまで私が……というセレクトではあるのですが、読者の皆さんが自分に合った本に出合う一助になれば幸いです。
人を動かす(D・カーネギー)
初めて部下を持った時に読んだ本がこれでした。
1936年から読み継がれてきた本で、D・カーネギーの著書は自己啓発書の古典として有名です。
2015年、そのころ弊社はかなり小さな会社で、従業員数も10人に満たないような規模。
The・ベンチャー企業といった形で、右も左もわからない状態でした。
そのとき、社長から推薦されたのはこの一冊でした。
他の人に気持ちよく働いてもらうためにはどのようなことが大事なのか。
コミュニケーションにおいて大事なことはどのようなことなのか。
人を伸ばすにはどのようなことをしていくべきなのか。
全てはこの一冊から学んだといっても過言ではありません。
90年近く読み継がれている内容は伊達じゃありません。
FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣(ハンス・ロスリング)
ニュースで流れる印象に流され、「世界は右肩下がり」だと信じて疑わなかった自分に、ハンス・ロスリングの一言が雷のように突き刺さりました。
「世界は思っているほど悪くない。むしろ、多くの点で良くなっている。」
彼の講演でも有名な「人間がチンパンジーにも負ける正答率」の設問には衝撃を受け、万物の霊長であるとされる人間がいかに感覚で生きているのかを知ることになりました。
この本を読んでから、数字を見るときに「直感ではなく根拠」を意識するようになりました。
たとえば、既存のデータを分析するとき、「思い込み」ではなく「ファクト」を基に判断する。
これを心の片隅に置いておくことで、感情に左右されず、冷静に物事を見られるようになります。
“なんとなく”のイメージに流されず、事実を見つめる姿勢――それが、ビジネスの上で非常に大事なことだと、この本を通じて強く意識しました。
東大卒プロゲーマー(ときど)
自宅では毎日ビデオゲームで遊んでいます。趣味の一環で手にとった本です。
著者は、東大を卒業してプロゲーマーという、ある意味で“異端”……勝負を選択した人です。
それは今日における彼の華々しいプロキャリアから考えると正しい選択なのですが、この道を選ぶには様々な苦悩と挫折があったのです。
この本で語られることは、「東大卒」という言葉からはある意味遠い、「情熱」の重要性。
著者がゲームを遊ぶことで感じたそれは、私達の人生やビジネスに全く同じように当てはまります。
自分が今やっていることに行き詰まりを感じていたり、今を本気で生きていないのでは……と感じる人には、風穴を開けてくれる一冊だと思います。
まとめ
3冊を振り返ってみると、「人との向き合い方」「事実を見る力」「情熱を持って続けること」――どれも、働くうえで欠かせないエッセンスばかりだと感じます。
ビジネスも人生も、結局は“人”と“自分”の掛け算でできている。
だからこそ、自分を知り、相手を理解し、情熱を持って続けることが、長い目で見て一番の武器になります。
もしこの記事を読んで、「自分もそんな環境で働いてみたい」と思っていただけたなら、ぜひ一度お話ししましょう。
私たちは、情熱を持って挑戦する仲間をいつでも歓迎しています。